コンコルソデレガンツァ京都2019結果

2019413日⁻14日に開催されたコンコルソデレガンツァ京都2019は、世界的に有名なコンコルソの哲学と雰囲気を二条城の敷地にもたらしました。コンコルソデレガンツァ京都のチェアマンであるコラッド ロプレスト氏によって選ばれた、1930 年から 2018 年の間に製造された 54 台の超希少で伝説的な車が出展され、特にザガートランボルギーニ ポロ ストリコに焦点を当てて 9 つのクラスに分けられ権威のある国際的な審査員達によって審査されました。

希少的な54台の素晴らしい芸術性を兼ね備えた歴史的価値の高い車両が公開され、イベントのハイライトであるアワードセレモニーで終了し、最高の作品にさまざまな栄誉と賞が授与されました。

 

コンコルソデレガンツァ京都 2019 「ベスト オブ ショー」賞は、審査委員会の満場一致投票により、ランボルギーニ 350 GT ザガートに贈られました。この車は、アメリカの重要なコレクターであるウィリアム ポップ氏が所有されております。「ベスト オブ ショー」の資格を得るには、「レース&プロトタイプ」のクラスで優勝する必要がありましたが、実際にこのクラスで優勝しております。更に、カロッツェリア ザガート100周年を祝う記念大会でもあったため、この車の希少性と展示時の完璧な状態により、「ベスト オブ ショー」、「レース&プロトタイプ」クラス優勝、だけでなく「ベスト ザガート」のトロフィーも獲得されました。

 

 「ベスト ランボルギーニ」トロフィーは、日本人コレクターが所有する、マスタードイエローのインテリアを備えたヴェルデミウラの素晴らしい 1971 年製ミウラ SV に贈られました。

 

CHAPALの運転に望ましい」ベスト賞を受賞したのは、日本人コレクター所有のオレンジ色の車体で黒の内装である1976年製ランボルギーニ カウンタックLP400でした。

 

ルクセンブルクから出展された赤い車体の 1930 年製アルファ ロメオ 6C 1750 GS ザガートPeople Choiceトロフィーを獲得し、ベルギーから出展された 1931 年製アルファ ロメオ 6C 1750 GS ザガート「ベスト アルファ ロメオ」賞とFIVA賞を受賞しました。

「エレガント クローズド」トロフィーは、日本人コレクターの銀色の 1966 年製ランチア フラミニア スーパー スポーツ ザガートに与えられました。「エレガント オープン」のトロフィーは、ベルギー人所有の青い 1942 年製アルファ ロメオ 6C 2500 S に贈られました。 

 

イベント期間中、二条城内ではカルロ フェリーチェ トロッシ伯爵やマリオ レヴェッリ ディ ボーモント伯爵の素描やスケッチなどを含む展覧会「未来の伯爵」も開催され、展示されたそれらの絵画はArchivio Collezione Loprestoから出展されたものでした。 マリオ レヴェッリ ディ ボーモント伯爵は、最初のフリーランスのデザイナーと考えられています。 長いキャリアの間、彼の卓越した頭脳は何百もの車、トラック、オートバイ、ヨットのデザインを生み出しました。 カルロ フェリーチェ トロッシ伯爵は、最初のジェントルマン ドライバーの一人とみなされ、1933 年にはその時代で最高の航空パイロットの一人になりました。スクーデリア フェラーリで6勝を挙げた彼は、スクーデリア フェラーリ自体の筆頭財務担当者および社長にもなりました。彼はアルファロメオのレースでも大きな成功を収めました。 航空パイロットとしての素晴らしいスキルも備えた彼は、テクノロジーとデザインの芸術の後援者であり後援者でもありました。